1年間脱皮不全を起こさせかったニシアフリカトカゲモドキの床材の選び方

ニシアフリカトカゲモドキ 床材

ニシアフリカトカゲモドキにはどんな床材が適していると思いますか?基本的にはニシアフは爬虫類用に販売されている床材やキッチンペーパーやペットシーツでも飼育することは可能といわれていますね。

この記事では床材の選び方を、もう少し掘り下げて、ニシアフリカトカゲモドキの本来の生息地を調べて、飼育環境へ同じような床材を考えてみようという記事になります。

なるべく自然環境に近づけて飼いたい方や、冬場の乾燥が気になる人には参考になると思います。

タイトルにも載せた通り、筆者はこの記事で説明させてもらう床材を選んだことで、冬場は脱皮不全などのトラブルなしで乗り越えることができました。

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ニシアフリカトカゲモドキの生息地を調べよう

ニシアフリカトカゲモドキの生息環境は一言で言ってしまえば高温多湿。

本来の生息地はアフリカ中西部になります。熱帯気候の地域がが多いのが特徴。ギニア、ナイジェリア、ガーナなど、

20度前半から30度前半と雨量が多く、蒸し暑い気候をイメージしてもらえばと思います。よって高温で高湿度の環境を飼育でも再現してあげることが重要と考えます。

ここでよくわからなかったのが湿度。ムワッとしたムレムレな環境を飼育ケージ全体で再現してあげなくてはいけないのか?ということです。

筆者もアフリカに行ったことがないので、なんともわからなかったですが、このあたりの疑問は本を参考にしました。

ニシアフリカトカゲモドキの飼育の疑問点は雑誌で解決!

ニシアフリカトカゲモドキの飼育情報が載っている書籍は探せなかったのですが、幸いにも爬虫類雑誌「REPFAN Vol.04」に答えがありました。

湿度に関しては、シェルター内がキッチリと高湿度に保たれていれば、特に何%を維持する考える必要はないだろう。逆にケージ全体が湿っていると、フンや餌の食べ残しなどが腐敗して不潔になりやすいので、基本的には乾燥させておくこと。
参考文献「REPFAN vol.4

これでケージ全体が蒸れていれば良いというわけではなく、一部湿っている場所が確保できていればOK。ということがわかりました。

飼育をはじめることにした私もこちらの情報を頼ることにしました。結論から言ってここに載っている一部分が高湿度を維持できていれば大丈夫です。

湿度をキープしやすい床材とは?

次に保水力の高い土を選びます。アフリカの土地を再現するために、選んでみた床材は以下の通り。

ニシアフに適した保湿キープUpの床材
  • パームマット
  • バーミキュライト
  • くん炭

上に挙げたものはみんな100円ショップで揃えることができます。パームマットはメインとなる保湿力の高い床材、

バーミキュライトは保水力を高めるため。くん炭は虫よけです。湿度の高い床材は虫の温床になりがちなので。

これらの土の上にウエットシェルターとパネルフレームを設置してあげて、てあとは空気温度を適正に保てれば完成です。

床材全体を土にしたのは、飼っているニシアフリカトカゲモドキがワイルド個体なので、なるべくストレスを与えたくなかったというのもあります。

あとは冬場の脱皮不全が怖かったからです。選んだ床材ならウエットシェルター付近の土がある程度湿り気をキープしてくれます。
床全体に霧吹きはせずに、ウエットシェルターを置いてあげるだけでOKです。

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