リクガメの飼育になぜ床材が必要なのか書いてみる

こんにちは。
この記事は「リクガメ、君に決めた!」「でも床材はなにを
選んであげたらいいのかよくわからない」という人に向けて書いています。
さて今回はリクガメの飼育に使う”床材”についてです。

リクガメを飼育するにあたってケージの床にしく床材選びが
必要になってきます。どんなものがあるか、調べるてみると
結構いろいろな床材があって、何を使えばよいか迷ってしまいますよね?

でもその前にそもそも床材はなぜ必要なのかを
この記事では書いてみたいと思います。

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なぜ床材は必要なの?

ペットショップに行くと必ず何かしらの床材が使われていますよね?大小様々ですが、ヤシガラなどがよく見られます。
さて、床材はなぜ必要なんでしょうか?

そのままで飼うこともできなくはないような気がします。
とりあえず本来の生息している自然界と同じ環境を再現するってことか??
僕も飼う前に疑問に感じたりたので、

色々と本やWEBサイトを漁って調べました。
調べると「あーたしかにそうだよなぁ」と感じることも多く、
「結論から述べると床材は飼育に欠かせない大事なもの!」
とうことがわかりました。

簡単にまとめますと床材の使用目的は以下のような感じ。

  • 湿度管理
  • ストレス抑制
  • 衛生環境を整える
  • 歩きやすくする

湿度維持に欠かせない

まずは湿度管理。リクガメは種類によって適した温度・湿度があります。
大きく分けると、多湿系と乾燥系に分けられ、ジメジメした場所を好むタイプと
湿度はそこまで必要ではないタイプに別れます。

そのため元々彼らの生息環境ではない日本では、湿度を
管理しなくてはいけなく、管理にうってつけのものが床材なんですね。

後ほど紹介しますが、床材にも色々な種類があるので、
飼っているリクガメに合わせて適した床材を選んであげる必要があります。


穴を掘ってストレス解消

次にストレス抑制です。飼っている種類にもよりますが、
リクガメには穴を掘る習性がある種類がいます。。
特に有名なのがロシアリクガメ。

彼らは過ごしやすい湿度を求めて、穴を掘ってほりまくります。
そしていい感じに適した場所を見つけるとずっと潜っていますね
あとは透明なケースで床材が少ない場合、リクガメが

「下に何かあるかも…」と思って延々と掘っている姿も見かけますね。
そこで床材を深めに入れてあげると、落ち着いて眠っている姿を見られます

床材で清潔に!

一概にすべての床材が当てはまるわけではありませんが、
消臭効果を与える役割がありますね。ヤシガラなど。
例えば尿などは床材が吸水してくれるので、リクガメが

歩きまわって、汚れることもなくなります。彼らはケージ内では
餌だろうとウ○コだろうとお構いなしに踏み荒らすのでw
「うわっ、また餌皿の上にしてやがる。。」が個人的な悩みです。

あとは、糞をしてもその部分の床材と一緒に捨てればよいので、
掃除が楽になるメリットがありますね。もちろん人工芝などを床材に
使用する場合はまるごと洗わなければいけません。

ですが人工芝は定期的に交換するタイプの土やヤシガラなどと異なり、
洗えばまた使うことも可能なので、どちらも一長一短ともいえますね。

歩きやすさかメンテのしやすさか

床材があると何も敷いていない状態と比べると、リクガメが
滑りにくく、歩きやすくなり活動しやすくなります。
室内で買う場合、爬虫類ケージや衣装ケースなどツルッと

したものが多いのでどうしても歩きにくいので助けてあげたいところ。
ただ、床材も大きすぎるものだとそれはそれでリクガメが
歩きにくくなってしまうのも事実。

例えばヤシガラも粒が大きいものから小さいものがあります。
粒が小さいと歩いたときに沈みにくくなり、リクガメが歩きやすくなりますが、
粉々しているので湿っていると飼い主さんの手やリクガメにくっついたりして、

飼い主にとってはメンテがしにくくなってしまうんですよね。
そのへんを考えると、リクガメ目線か飼い主目線で悩ましいところでもあります。

まとめ

これまでご説明したとおり、床材はリクガメの生活に
欠かせないことがわかったと思います。湿度管理やストレス解消、
またケージ内が清潔に保てるメリットがありますので、
是非飼っているリクガメに適した床材を選んであげてください。
それでは。

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