リクガメのお世話は何をしなきゃいけないのか?を
調べるときに出てくるワードの一つに「温浴」があります。
温浴とはリクガメをお湯に入れること。

汚れたリクガメをキレイにするためのものです。
でも、それだけではないのです。自分もイヌのシャンプーと
同じようなことかと思いました。
これから温浴のメリットを紹介します。

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温浴のメリット

  • 体をキレイにする
  • 水分補給
  • 排泄促進
  • 掃除が楽

体をキレイにする

リクガメって行動を観察しているとわかるのですが、
食べた野菜が口についていたり、床材の上に落ちている
餌の食べ残しや自分で出した糞や尿の上を平気で歩きまわります。


つまり普段汚れても気にしないで活動しちゃうんです。
お湯に入れて洗わない限り、汚れは取れないで体に
くっついたままなのでお湯に入れて洗ってあげる必要があります。

糞が甲羅の下敷きになっててビックリしたことがあります。
そしてこびりついてなかなか取れない。。

水分補給

リクガメのお世話について調べると、水飲み場を準備せよとよく書かれています。
でも用意してあげても水を飲まないリクガメもいます。


そういう場合はリクガメフードに水を含ませて、飲ませてあげる方法もありますが、
温浴時に飲むリクガメもいますので、普段水を飲まないリクガメに対して
水分補給を行う役割もあります。

排泄促進

温浴の効果でリクガメの体が温まり腸の動きが促進されます。
これによって糞や尿の排泄を促すことにつながります。
温浴中に排泄してくれれば、床材の掃除もしなくて済むので
飼い主にとっても嬉しいメリットがあります。

温浴の手順

1.リクガメ用の浅い桶を用意
2.38度から40度に温めたお湯を桶に張る
3.歯ブラシなどでブラッシングする
4.タオルで拭いて、体を温める

リクガメの温浴に使う桶は人用のものと一緒にしたくないと
思うので、別々に用意します。なぜか僕はリクガメ用の桶を
探していたときに、ちょうど良さげと思って買ったのが
本来、植木鉢を敷くためのプラスチックのお皿です。

洗うときは使わなくなった歯ブラシを用意して洗ってあげます。
洗うというのは甲羅を磨いてあげるイメージですが、
僕は尻尾の周りや足と爪を重点的に洗うことにしています。


尻尾の周りは糞がくっついていたりすることがあるので
キレイにしてあげるのはイメージがつくと思います。
また足や爪をブラシで磨いてあげるのは、汚れがつきやすいからです。


リクガメって餌や糞の上をそのまま歩いたり、食べている最中に
口に入り切らなかった食べ物を爪を使ってどかします。
そのときに爪に食べ物が汚れになって残ってしまうことがあります。


この状態で目に爪が当たってしまし、目が腫れてしまうのは
避けたいなぁと思って、僕は足や爪も入念にケアするようにしています。

最後は体をタオルでよく拭きます。拭いたら水気をなくした状態で、
体が冷えないうちにケージの中のホットスポットへ入れて、
体を温められるようにしたら温浴終了となります。

まとめ

温浴は体をキレイにすることで、リクガメの体に対する何らかの
異常を防ぐ効果もありますので、週に1回は行ってあげたいケアになります。
体をキレイにするだけでなく、排泄促進の効果もあります。
糞のつまりがなくなれば健康管理にもつながるので是非トライしてみてください。

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