ニシアフリカトカゲモドキ。茶色くてズングリムックリなレオパみたいなヤツ。なんだかんだこの記事の執筆時点でお迎えして4か月近くが経ちました。
いろいろ飼育データが溜まってきたので、飼ってみて気づいたことを書いてみました。「ニシアフ飼ってみたい!」「ニシアフをお迎えしたくてしかたない!」って人は参考に読んでみてくださいね!
スポンサーリンク環境の話 – 高・温・多・湿 –
姿はレオパに似ているけど、飼い方は何気に違う。ケージ全体の温度は30度は維持してあげたい。そうすると餌食いもよくていつも元気な姿を見せてくれます。
人間がちょっと暑いかなと感じる室内でもパネルヒーターの上にいたりするから、なんだかんだ暖かいところが好きなんだと思う。まぁニシアフリカ…とか言われているんだし暑い国の出身だしね。
あと湿度。ケージ全体の霧吹きが必要なのか?と最初自分は疑問だったけど、実はそんな手間を掛けなくても飼える。
ウェットシェルターなどケージの一部分が湿っているところがあればOK。脱皮不全も起こさないでいてくれて嬉しい。ただ筆者はまだ冬をニシアフと迎えていないから、油断はできないです。
となるとシェルター以外の力を借りて補ってあげたほうがいいんじゃないか?!と思い、自分は床材を工夫することにしてみた。
よくみんなが使っているスドーのウェットシェルターは水切れが早い。3日放置を超えると危険、めっちゃ少ないか最悪水がなくなっていることもよくある。
だからある程度保湿性が高い床材を使えば、冬の湿度維持がいい感じにできるんじゃないかと思っている。なので床材に土を敷いてる。他には加湿器を使ってもいいのかもしれないね。
保湿力の高い土は案外100円ショップの園芸コーナーで手に入れることができる。ダイソーとかキャンドゥとか。気になったらあなたの近所にあるお店の園芸コーナーをそれとなく覗いてみてほしい。
餌の話 – 人口飼料で飼えないの? –
「人口飼料で飼えるの?」って聞かれると
「余裕で飼える」とは断言できない。それはどうしても生体の個体差に依存するから。
お迎えしたニシアフは好き嫌いがあったり、単純に虫の形や動きをしたもの以外は餌と認識しないようなタイプかもしれないしね。
だからこればっかりは今まで活餌しか食べていないニシアフさんに、「今日から人工飼料のレオパゲルにするから4649!」ってなっても、そっぽを向かれるか、「ヤッター、食べてくれた!」になるかは運としか言えないです。
もちろん反対に慣れてくれる生体もいる。ちなみに筆者の場合、後者でした。ショップでは活餌コオロギでしたが、今は冷凍コオロギと人工飼料を与えています。
どうしても運任せにしたくないならはじめから餌付いている生体を飼えば100%安心です。イベント会場では人口飼料OKと書かれた生体も販売されているケースも見られます。
筆者の場合、冷凍とレオパゲル併用と書いたが、なぜ併用かというと。冷凍は活餌と比べると栄養価が下がるから。既に死んでるしね。
反対に人口飼料は栄養過多。したがって、冷凍メインで人口飼料で補うって感じです。ちなみに我が家のニシアフは食いっぷりはすこぶる良く超元気!

性格の話 – 警戒心が強い生き物である –
レオパに比べてお迎えしてから我が家の環境に慣れるまで時間は掛かった。レオパはケロッとしてたけど、ニシアフは餌を食べるのも弱々しく食べたりで、
「こいつ病気なんじゃ?」と疑ったりで心配が絶えなかった。餌を元気よく食べる姿は迎えて1ヶ月ぐらいしないと見られなかったです。
あと餌を見かけるとすぐに寄ってきてカワイイやつなんだけど、未だハンドリングはさせてくれない!触ると「キシャーッ!」ってめっちゃ威嚇してくる。「触んじゃねぇ!とっとと飯をよこせ!」みたいな感じ。
ハンドリングをしたいというより、床材や掃除などケージをメンテナンスしたいときに困るのが悩みのタネです。
まとめ
「飼いたければ誰にでも飼えるのか?」と聞かれると、保温と保湿に気を付ければ、ヤモリ初心者の筆者でも元気でいてくれてる。
自分も飼う前に調べた飼育情報でよく出たキーワードは”高温多湿”。経験したことないから飼う前は飼育難易度が高く感じていたけど。飼ってみると環境の維持は思ったより難しくはなかったです。
あと基本的にはシェルターに引きこもってるから、餌をあげるときにしか姿を見せてくれなかったりします。基本は放っておいてくれなタイプなんでしょう。
過度なコミュニケーションはしたくない人には良いかもだけど、ハンドリングや顔に近づけて写真撮りたい人は知らず知らずのうちにストレスを与えることになるかもしれないので。飼いたい人はそのへんを理解しておくといいかもです。
以上、ニシアフリカトカゲモドキを飼ってみての気づきをまとめてみました。
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