「コーンとボールどっちが飼いやすいのか?」
新しくヘビを飼ってみたいんだけど、コーンスネークかボールパイソンかで迷っている…こんな疑問をお持ちの方、多いと思います。
そこでこの記事では、どちらか飼おうか悩んでいる方に向けて「コーンスネークとボールパイソンを飼っている僕が飼ってみて感じたこと」を語ってみたいと思います。
この記事を読んでみたら、さらに一層迷ってしまうかもしれませんしw、どちらを飼うか決心がつくかもしれませんよ。それではいきます!
スポンサーリンク■目次
初心者にオススメのヘビで迷う
「初心者にはコーンスネークとボールパイソンがオススメです。」っていう情報をよくネットとかで目にしますよね??
僕もはじめ何かヘビを飼おうと決めた時、初心者向けと言われているコーンかボールという情報にとびつき、彼らの飼育情報や自分好みの品種を探しました。
ただ彼らの品種またはモルフを見てると分かる通り、色々なカラーや模様で溢れています。それだけ繁殖が盛んに行われていると、飼育情報も集まってきますよね?
だから初心者でも飼いやすい。適正な飼育温度や与えるマウスの給餌間隔、飼っていてなにかトラブルに遭遇したら、まずはネットで検索したら何かしら情報が拾える確率は高いです。
だから初心者でも安心して飼えるのではないでしょうか。あともちろん彼らのおとなしい性格もあって初心者にもオススメと言えます。
コーンスネークを飼ってみて
ではまず、コーンスネークを飼ってみてです。コーンスネークは色鮮やかな品種(モルフ)が特徴的。
カラーは赤、オレンジ、白、黄色系などが豊富。飼いやすさの点を述べると、まずハンドリングが可能です。
持ってみると最初はニョロニョロと落ち着かないですが、じきに落ち着いてきます。その際も噛まれた経験が飼育上今まで一度もありません。

また今のところ拒食も1年で1回ほど。このときは脱皮前で体が白くなっていたので、食べない目安としてわかりやすかったです。
生後一ヶ月ほどのCB(国内繁殖)ベビーから飼い始めましたが、餌はよくパクついてくれてます。
脱皮も1ヶ月に1回するので、「前より大きくなった!」「成長を感じるなぁ」っていうのをすぐに実感できます。
あとはコーンスネークを含めたナミヘビの特徴でもあるのですが、すばしっこいという点が少し気をつけないといけなかなぁという気がします。
飼育ケージ掃除するときも、捕まえようとするとシュルシュルと逃げちゃうので注意が必要。
以前フタがちゃんとしまっていなく、ケージから逃げられたことがあって、そのときは見つけるのに焦りました。幸い近くにいたので確保できました…
ざっくりとですが、温度管理も26度以上キープして、湿度も40パーセントキープできればいいので、冬以外は温度/湿度管理に苦労しない点も初心者に飼いやすいメリットともいえますね。
ボールパイソンを飼ってみて
お次はボールパイソンです。ナミヘビとパイソンでは大きく姿が異なります。見た目の好みからみても、ナミヘビのシュッとした姿よりも、
顔がイカつくてずんぐりむっくりな体がお好みなら断然大蛇系のボールパイソン。それに反して目はクリクリでカワイイという。
ボールパイソンも品種が豊富です。ボールパイソンは品種によって値段が様々…ノーマルは5000円代で変えるけど、レアな品種、生みだすまでが大変な品種は、10万近くまでいきます…
この模様・色がスゴイ好み!と思って値段を調べると6桁だったりします。まぁ自分が飼いたいものを飼うが極論なんですが、
はじめてでうまく飼えるかわかならい状態で高価な品種をいきないお迎えするのも、踏みとどまってしまいますよね。。この辺でまたさらに迷って、ゆくゆくは2匹目もお迎えしてしまうかもしれませんw
あと飼い方ですね。ボールパイソンもハンドリング可能なほどおとなしいヘビさんです。ですのでケージのメンテナンスはしやすい。
こちらはナミヘビと違って丸くなって動かないので捕まえやすいです。メンテ上、僕自身噛まれたことは一度もなく、大人しいやつです。
ただし、噛まれる危険性があるのが餌を与えるときでしょうか。もちろん条件つきなのですが、それは餌をあげる人がお風呂上がりのときは餌をあげるのは少し待ったほうが安全です。
ボールパイソンはピット器官を鼻先に持っています。つまり熱映像が見えるのでこれで餌を探し当てます。
だからお風呂上がりに餌をあげようとして近づくと間違って飼い主の手に反応することがあるのでそこだけは気をつける必要がありますね。
飼育温度は28度キープで調子が良さそうです。湿度は40度~70%が必要です。湿度が低すぎると脱皮不全や呼吸器疾患になるといわれるので、冬場は注意です。
こういう情報を目にすると、僕自身ボールパイソンは高湿度を維持しないとダメだとわかり、湿度の維持方法がイマイチピンとこなかったので自分には飼えるか不安でした。
でも実際ショップの人に話聞くと、脱皮前は水入れに入りっぱなしなのでそこまで湿度は気にしなくてよいとのことでした。
こう聞くと飼育ハードルは少し下がるのではないでしょうか。不安なことは専門家に聞くのが一番ですね。
もちろんケージ環境は40%を切らすのはNGです。そこは工夫が必要です。あまりに湿度が低いと脱皮のときに皮がキレイに脱げず、
パリパリした皮が体にくっついたりしたときがありました。幸い湿度を上げたらキレイに脱げましたが…
ただ湿度維持はコーンスネークも必要です。乾燥に気をつけることができれば、ボールパイソンもコーンスネークと同じように飼えると思います。
あとここでボールパイソンは拒食する時期があるという点も伝えておきます。飼ってみてわかりましたが、ボールパイソンは拒食します。
とりあえずどんな場面で拒食するかは、置いておいて、餌を食べてくれないと、「痩せてしまう」、「死んでしまうのでは…」と飼い主に多かれ少なかれ、ストレスが降りかかります。
餌のマウスも無駄になったりするときもあるので、極端に心配症な方は飼育は避けたほうがいいでしょう。
毎度決まりきった間隔で餌を与えなくても、極端に体重が減らなければ実は大丈夫なんですけどね
以上を踏まえるとどちらがいいか決まりましたか??
ではここから先は迷われている方に新たな選択肢の提案です。見た目は置いておいて、飼いやすさ求めている方はお読みください。
これからヘビ飼おうと思っている人へオススメしたい2種。
カリフォルニアキングスネーク
ブラジルレインボーボア
カリフォルニアキングスネークとは…

通称カリキンって呼ばれるナミヘビの仲間です。気温的な飼い方はコーンスネークと同じです。ハンドリングも可能ですが、
カリキンは何でも食べようとする言い換えればおバカ。さらに言い換えれば拒食しない食いしん坊です。
主に黒白茶ラベンダー系の品種が多く見られます。ショップやイベント会場でも多く見かけることができます。
ブラジルレインボーボアとは…
続いてブラジルレインボーボア。通称ブラニジ。ブラニジもボア系の顔がいかついタイプですね。
品種は茶系でしか見ることはないですが、ブラニジの特徴は虹色に輝くボディ。脱皮直後はギラギラに輝くとか。

ちなみに僕はどちらも飼っていませんが、飼っている人から、カリキンもブラニジも拒食はないから飼いやすいって聞きました。
個人的にはそれも踏まえて、飼いやすいし見た目もタイプだしとなれば、次お迎えするヘビはこの2匹で決まりじゃん!って今なっています!!
まとめ
コーンスネークとボールパイソンって色々な今でも品種が生み出されています。繁殖が繰り返されるにつれて、飼育方法も確立されていく。だから飼いやすいとも言えます。
結論を言うと、自分が飼いたい生き物であれば誰だって一生懸命、飼い方は調べると思います。
この記事で紹介した2種類は、飼ったことがない人でもある程度事前に知識を蓄えることが可能なほど、情報が拾えます。
それでもわからないことがあればすぐに専門家に聞いて答えを知ることができるので、飼うことは難しくないのかなと思っています。(もちろん個体差もありますが…)
爬虫類飼育の素人だった自分が1年は一緒に生活できて大きなトラブルは起きていないので、お気に入りの1匹を見つけてあげてください。それか僕みたいに2匹一緒に飼ってしまいましょう!以上、今回の記事であなたに参考になることがあれば幸いでございます。それでは。