ヘビの冬の飼育方法について|4ヶ月のベビーが関東で冬を越す

ヘビ 冬 飼育

こんにちは。ユウマです!冬の爬虫類飼育はどのような温度対策をしていますか?

「ヘビを飼ったもののまだ冬は経験したことがない」、「思うように保温ができない…」、「ヘビ飼いたいけど冬場どうしてんの?」

この記事はヘビを飼っているけど冬を経験したことがない皆さん、またこれから飼おうとお悩み中のあなたへお届けします。

「ヘビの冬越えはこうやってるのかー」など、この記事がこれから飼っている爬虫類と共に冬を越していただくための参考になれば幸いです!

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事前に筆者のヘビ飼育情報を…

ヘビが日本で1年を通して暮らせるのは保温器具のおかげといっても過言ではありません。僕の場合、2017年の秋にコーンスネークとボールパイソン、どちらも生後1ヶ月程のベビーをお迎えしました。

つまり秋にお迎えしたので冬はもう目前で、すぐに冬越えを経験することになりました

実際今まで人として暮らしてみて温度計、ましてや湿度計なんぞ見ることもなかった僕ですが、爬虫類飼い始めて毎日見ることが当たり前の習慣となっています。

それだけ爬虫類の飼育は気温や室内温度、ケージの温度に敏感になるもの。特に冬の寒い時期は…

しかも寒いだけじゃない、日本の冬は乾燥する。今飼っているヘビ、特にボールパイソンは湿度に気をつける必要があります。

40%~70パーセントを維持してあげないと、脱皮不全や呼吸器官系のトラブルを起こすといわれているので、かなり気をつけるようにしています。

もちろんコーンスネークなどのナミヘビも40パーセントは必要。そこでヘビの冬の飼い方を整理してみました。

まず冬の温度を確認する

まず関東に住んでる自宅の部屋の温度を例にするとこんな感じ。ちなみに2月上旬の夜23時だと…

暖房なし:約15度
暖房あり:約22度(暖房の設定温度が約23度)

ゆうま
もはやこの時点で日本の家はヘビにとって快適ではない。

コーンスネークにしろ、ボールパイソンにしろ、最低でも26度以上はキープしないと状態を崩してしまいます。

しかも我が家は寝るときは暖房は切るのでますます弱ってしまう。ではどうするかと言うと解決策を挙げると…

  • 暖房の温度を夜通し28度に設定する
  • 保温器具を完備する
  • 温室を作る

解決策その1:暖房つけっぱなし

まずは「暖房の設定温度を適温に設定しつつ、24時間365日つけっぱなしにするです。」
他にも爬虫類を飼っている人は部屋そのものを常時エアコン稼動してそうですが、

当然その分電気代はかかってきます。僕はしたことないけど、おそらく1万2万プラスになっちゃうんでしょう。

正直僕も飼育をはじめてみて、爬虫類飼育は器具代や電気代など、お金がかかる趣味とも断言できます。

ゆうま
どうでもいいけど台湾だと電気代メチャクチャ安いらしいよ。

「ヘビのために電気代が高くなるの無理!」って人もいると思うけど、別の大陸・気候の生き物を日本に持ち込んで飼おうとしているわけだから、死なせないためにも当然何かしてあげないとです。

それが面倒なら「飼わないほうがいいですよ」ってなっちゃうわけですが…ではエアコン代はお金がかかって無理って人は、

これから話す2番目か3番目の解決策はいかかがでしょうか??ちなみに僕は2と3番目の両方の方法を実践しています。

解決策その2:保温器具を完備する

ヘビ飼育は飼育の適正温度が満たせていれば、パネルヒーターがあれば問題なく飼えます。といってもパネヒは接している部分が高温になるだけで、

空気中の温度はなかなか上がらないのです。冬場はパネヒだけは寒すぎるので、サーモスタットに保温球なり、暖突などのヒーターをつないで温度を一定に保つ必要があるのです。

ゆうま
※保温球をケージ内にとりつけるときは、ヘビが電気球に絡みつかないように、シャトルといわれるネットをつけてあげましょう。

ただこれ、専用ケージで飼育している人じゃないと無理な話です。プラケースで飼っているとライトスタンドがつけるには蓋とらないとなので、

保温器具を取り付けても100%脱走されます。ヘビは脱走の名人です。おまけにステルス特性もあるのでw見失ったら中々みつからないんですよね。

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「蓋なしで飼育なんて誰がするかーー」ってツッコミがとんできそうですが、保温器具取り付けるのが難しい人は次の方法をがおすすめ。僕はこの方法で冬を越しました!

解決策その3:温室を作る

2の方法がダメならこの3です!温室です!衣装ケースやメタルラックなどの断熱材や発泡スチロールなどで囲って熱を逃さずに保温する空間を作ります。

あと嬉しいのが全てのケージ一つ一つに保温器具つける必要がなくなる点ですね。ケージごとに保温器具を取り付けていたらお金がかかって現実的じゃないので。

これも飼っている数によって、温室の範囲が異なります。1,2匹ならダンボールや衣装ケースにヘビのケースごといれて、その中が寒くならないように工夫していくのです。

僕の場合、60センチの衣装ケースにヘビ2匹のプラケースを入れて、暖突を上にかぶせて保温しています。そのうえに断熱シートとブランケットで衣装ケースを覆っています。当然高温になりすぎないようにサーモスタットは必須。

メタルラックに飼育ケースを置いて飼育している人は、ラックの前以外を断熱材で囲って前側は透明のビニールを垂れ下げている飼育者さんも見かけたりしますね。

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まとめ

日本は年中同じ気温じゃないので、当然爬虫類はそのまま当然飼えないです。なにかしら工夫が必要になってきます。

暖房つけっぱなしが無理なら、保温器具を充実させてあげる、また温室を作るなどしてヘビが元気に過ごせる環境作りが必要になります。


ヘビ飼いたいけど、冬を越す準備が間に合わなそうなら焦らずに春以降、お迎えして冬に備える準備をゆっくりしていくのも得策かと思います。

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