リクガメの飼育に必要なライトの選び方| 度数やワット数が大事!

リクガメ バスキングライト 保温球 紫外線ライト

以前の記事で、リクガメの飼育に必要なライトには
バスキングライトと保温球、そして紫外線ライトが必要だと書きました。
今回はもう少し、ワット数や度数などリクガメの種類に応じたお話をしていきます。

リクガメをはじめて飼う方で、「必要な電球はわかったけどワット数や
度数は何を基準に選べばいいの??」という方は参考にしてください。

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バスキングライト編

温度が適温にならなければワット数を上げる

バスキングランプは26W・50W・75W・100Wなどいくつかワット数が
売られていますよね?スポットライト直下の温度は30度~34度が
リクガメにとって適温と言われています。

要はどの季節もその温度をキープすることができればいいわけです。
そうしないとリクガメが朝起きて、体を温めたいとき、
涼しい場所にいすぎて体を温めたいときに困ってしまいます。

当然夏場は必要ないぐらい暑くなることもあり、
冬はなかなか30度に届くのが難しい日も出てきます。
わたしは関東地方の埼玉に住んでいますが、

春から秋の涼しい季節までは50Wで問題ありません。
むしろ夏のエアコンがついていない部屋にいる場合、
日中は30度あるのでライトのスイッチはオフにしていますね。

冬場がさっきお話した適温に満たない場合は、
ワット数を75Wに交換するようにしています。
もちろん飼っているケージによっては、冬場でも

暖かくなりすぎるときがあるので、外の空気も
取り入れたりして、ケージ内の温度を調整が必要になります。

保温球編

2個用意するかヒーターとの併用も考える

次は保温球です。ケージ全体を温めるために使います。
これがないと特に冬はリクガメの命を危険に晒すことになります。
1個スイッチを入れても保ちたい温度を下回るようであれば


さらに2個用意するか、ヒーターも稼働させて温度を
下げないようにしましょう。ついでに急な球切れに注意するために、
ストック用の保温球を用意しておくと安心です。


ちなみに僕の住まいは関東ですが関東なら冬を通して、
遠赤外線ヒーターと併用して保温球は50Wを使用しています。
これでとりあえず最低キープ温度の26度以上は保てます。

ヒーターは別記事で書いた暖突を使ってます。

球切れの心配いらず?! みどり商会の暖突(Mサイズ)買いました | 購入レビューです!

2017年10月25日

明るさはいらない

保温球に明るさは必要ありません。なぜばら夜もつける必要があるからです。
夜なのに明るいとリクガメは生活リズムを壊してしまいます。
人間でも夜に電気をつけっぱなしで寝ると休めた気がしませんよね??

そこで見た目が黒い電球を選びます。ただエキゾテラから販売されている
ヒートグローは生きものが「明るい」と感じにくい赤色で照らしてくれます。
ヒートグローなら夜でも生きものが見えるし、光が見えることでフィラメントが
切れたかわかるので便利です。わたしもヒートグロー使っています。

紫外線ライト編

多湿系か乾燥系で度数を選ぶ

あなたの飼おうとしているリクガメは乾燥系ですか?多湿系ですか?
乾燥系リクガメ、ケヅメリクガメやヒョウモンリクガメなど
砂漠に住んでいるタイプは、太陽からの紫外線が直接当たりやすい場所に

住んでいます。このようなタイプには紫外線の度数「10.0」を
選んであげます。ヘルマンリクガメやロシアリクガメ、
ギリシャリクガメなどやや乾燥した温帯の平原などに住んでいるタイプ、
「10.0」で問題ないです。

ジャングルや森に住んでいる多湿系のリクガメ、ホシガメやアカアシガメは
木が影になって直接日光が当たらないので、紫外線の度数「5.0」を選んであげます。
わたしが使っているのは紫外線ライトはエキゾテラから販売されているタイプは

商品に度数の表記がないです。ですが商品説明から対象のリクガメの種類が
書いてあります。乾燥系リクガメなら「GEX レプタイルUVB 150 26W」
多湿系と温帯系なら「GEX レプタイルUVB 100 26W」が対象とあります。

それに従ってもよいですが、多湿系と温帯系でも「甲羅が成長不足かな?」と感じたら
ライトのパワーをあげてもよいと思います。実はわたしはロシアリクガメで
「GEX レプタイルUVB 150 26W」を使用しています。特に問題はないです

書籍によっては「乾燥系のロシアリクガメなら「10.0」を選ぶ」の記述もみられたので。
また、わたしも何冊か本を読んだり、ショップ店員さんに聞いても、
リクガメは1日にどのぐらいの紫外線量が必要かは正確なところはわかっていないようです。
なので飼っているリクガメの状態をみて選んであげれば良いとわたしは考えます。

あなたは直管派? スパイラルは派?

蛍光灯のタイプかスパイラル(蛍光灯をぐるぐるにしたやつ)、
どちらを選んであげてもどれも同じかと。

たくさん紫外線をリクガメに当てようと思っても、彼らは外敵から身を守るためか
ほとんどシェルターの下に移動してこもっていることが多いからです。
外に出しても直射日光を避けて、物陰の下に隠れてる姿を見かけます

交換の目安

紫外線ライトの交換の目安は半年といわれています。
先程リクガメにとって必要な紫外線はわからないと言いました。
だけど、太陽の紫外線にかなわない人工的な量でも必要なのは確かです。

スイッチをオンにした日から数えて半年先のカレンダーに
「紫外線ライト交換」と書き込むようにしましょう。

さいごに

バスキングライトや保温球などはリクガメの生活に必要な
温度管理に大事なものです。温度勾配を作りつつ、ケージの温度を暑すぎず、
最低温度を維持させたいです。紫外線ライトは交換時期に気をつけて、
リクガメの甲羅の成長の妨げにならないようにしましょう。

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