リクガメ飼育に使う床材の選び方

こんにちは。
僕がリクガメを飼おうと決意したときに、
“床材”というものが必要だとわかりました。


ただ床材と一言でいっても、色々な種類があることがわかり、
「いっぱいありすぎて、どれを選んだらいいのかわからない」と
驚きと面倒さを同時に感じました。。


この記事で床材の使い分けについて整理してみましたので
これからリクガメの床材を何にしようか?検討中の人は
参考にしてみてください。

リクガメに使える床材はこんなものがあります。

  • ヤシガラ
  • ウォールナッツサンド(クルミを砂状に砕いたもの)
  • 赤玉土
  • 鹿沼土
  • 川砂利
  • バークチップ(松の木の樹皮を砕いたもの)
  • 腐葉土
  • 黒土
  • 落ち葉
  • 新聞紙
  • 人工物
  • ペットシーツ

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どこに売っているの?

これらはペットショップや爬虫類ショップでしか売っていないものもあれば、
ホームセンターの園芸コーナーで販売されています。
ペットショップ備え付けのホームセンターに行くと、色々種類や値段が比較できて便利です。

リクガメの生息環境に合わせて選ぶ

リクガメは大きく乾燥系と多湿系に別れます。
乾燥系はヒョウモンガメ、ロシアリクガメ、多湿系はアカアシガメ


多湿と乾燥両方必要なホシガメ、主に元々地中海に生息している
やや乾燥した環境が必要なタイプにヘルマンリクガメ、
ギリシャリクガメ、ケヅメリクガメなど、それぞれに様々な環境を用意する必要があります。

床材は彼らの生態に合わせた環境を再現するために必要なものです。
そして先に挙げた床材はなにも一つ選んで使わなければいけない
というわけではありません。組み合わせて使うのも全然アリ。

乾燥系のリクガメであれば、そこまで床材が湿度を保たなくて
よいので、ウォールナッツサンドなどフンの消臭効果があり、
取り除きがしやすい衛生面に特化したものをセレクトしても良いです。

多湿系リクガメであれば、高めの湿度が必要です。
黒土を使えば湿度を維持できます。ただ汚れやすいので、
その上に落ち葉など敷いてあげると、少しは汚れを抑えることができます。

その他

他にもロシアリクガメは穴を掘って潜る修正があるので、
赤玉土や鹿沼土を深めに敷いてあげると落ち着きます。
ただそれだけだとホコリが舞いやすくなったり、体に土が
付着してしまいやすいの上にヤシガラをひいてあげると多少マシになります。

あとは湿度管理をそこまで厳しくする必要がないタイプでしたら、
床材で湿度管理するのではなく、加湿器で湿度管理するのであれば、
ペットシーツや新聞紙などを利用することもできますね。


これらは尿や糞の回数などから健康状態を把握するのに便利で、
汚れたら交換するだけなので掃除がしやすいのが利点です。
餌が土などと違って汚れないのも嬉しいところ

ただこのような人工物はリクガメが誤って誤飲した際に、
腸の詰まりや消化不良を起こしたりする恐れがあるので、
個人的には避けたい床材ですね。あとは爪を立てて歩くには歩きづらいかと。


ちなみに僕が飼っているロシアリクガメの床材を交換してみた話は↓

ロシアリクガメが穴めっちゃ掘るので床材を鹿沼土に交換した話

2017年12月20日

さいごに

いかがでしたでしょうか?
色々と紹介してみましたが、床材のセレクトは「これじゃなきゃダメ!」
というのはないので、飼い主さんのメンテのしやすさや、リクガメの
タイプにあわせてリクガメが喜びそうな床材を試しながら選ぶことをオススメします^^

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