リクガメ飼育に必要なライトの種類を解説! | お迎え前に揃えておきたい3つ

こんにちは。
ふと立ち寄ったペットショップでリクガメを見かけて、
「飼ってみたい!」と興味が沸いた方、多いと思います。


ただ、「リクガメってどうやって飼ったらいいの??」
「リクガメ飼ってみたいけど、必要な器具が多くて難しそう。。」
「特にライトが!!」

この記事はそんな方のために読んでいただけたらと思います。

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リクガメに必要なライト

まずはじめに必要なライトは以下のとおり。

  • バスキングライト
  • 保温ライト
  • 紫外線ライト


私もはじめ、「よし!リクガメ飼おう!」と思って飼育本を
購入して勉強しはじめたのですが。

「バスキング?保温球?温度勾配?わけわからん。。」
こんな感じに陥ってしまって、購入する気が半年失せていました。
「意味不明用語が多すぎるっちゅうねん。」

でもやっぱり飼いたい衝動がフツフツと沸いてきて
結局イベントに参加して、お迎えすることができました。
「なんでこんなにライトあんの??」と疑問に思うかもしれません。

これから順番に解説していきますね。

バスキングライト

バスキングライトは言い換えるとリクガメさんを温めるライトです。
スポットライトと呼ぶ人もいますね。

ライトを点灯すると、ライト直下が高温になります。この場所にリクガメが
集中的に当たることで新陳代謝を促し、活動できるようになります。
太陽と同じ役割として日中だけ点灯しておきます。

例えば我々人間だったら冬の朝起きたら、ストーブを
付けて温まってから朝の身支度をして朝食とりますよね?
そんなイメージです。

リクガメも同じように、朝起きたらまず、
バスキングライトの下に出向いてしばらく
じっとする、温まる、餌を食べるの流れで
活動準備をします。

保温球

次に飼育環境を温めるライト、通称「保温球」。
光るけど熱を出すことが目的なんです。
飼育環境の気温を一定の温度に維持させることが目的です。

爬虫類は自分で体温を上げることができないので、
活動できる最低温度を下回ると弱ってしまいます。
ですので保温球を使って温度を維持する仕組みが必要です。
これは昼夜問わず点灯できるようにしておきます。

補足です
サーモスタットがあると設定温度を下回ったら
自動点灯してくれるのでとっても便利!
リクガメ サーモスタット

飼育に欠かせない爬虫類サーモの使い方|ジェックスのサーモスタット(RTT-1)でできること

2017年10月14日

紫外線ライト

最後は紫外線ライトです。リクガメの甲羅の形成に必要なランプです。
これは本来自然界であれば、太陽から照射される紫外線UVBを
人工的に照射してくれるランプです。

紫外線ライトも太陽と同じように昼間だけ点灯します。
もちろん紫外線といってもあくまで補助的なもので
太陽下の本物の紫外線とは比べ物にはなりません。

紫外線もちろん常に外で飼うことができれば太陽下で問題ないのですが、
日本は冬や夏など温度変化が激しいのでずっと外で
飼うことは困難でしょう。常にリクガメのそばにいるってことは
中々厳しいと思うので。

ですので時間があれば春から秋にかけて暑すぎない
時間帯には外に出してあげましょう。
リクガメも外の広々とした場所のほうがのびのびできて喜びます。

また紫外線ライトは蛍光灯タイプと紫外線タイプがあります。
「どっちも用意しないとダメなのか?」と
当初私も疑問に感じましたが、ショップ店員さんに聞いたら
どちらでも問題ないとのことでした。

度数だけ生態に合ったものだけ用意してください。
ちなみに我が家のロシアリクガメは乾燥系のリクガメになりますので
本来の生育環境を再現する10.0を使っています。

補足です
またリクガメにとっても最低限どれだけの紫外線が必要なのかは
解明されていないようです。ただ紫外線を当てないと甲羅の形成に影響が
でてしまい、デコボコになってしまうので、ちゃんと用意してあげてくださいね。

まとめ

いかがでしたか??この記事を読む前にモヤッとしてた
ライトの役割が解決できましたか??
3つとも外気温動物のリクガメさんの生命維持に必要なものなのです。
ワタシの場合もはじめ、器具を使用する目的がよくわかりませんでした。

とりあえず、お迎え前に本やWEBサイトで事前に予備知識としてざっくり調べる。
それから実際にリクガメさんをお迎えして観察する。それでやっと納得できました。
だからはじめは「こんな器具が必要なんだな!」ぐらいで大丈夫です。
もし疑問点などございましたら、お気軽にご相談ください^^
それでは。

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